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記者コラム「清流」 地方のありがたみ享受

 自ら生み出した水素エネルギーで走るミニカートに乗ったりミニロケットを打ち上げたり。水素で焼いたクロワッサンを味わい、VR(仮想現実)で水素運搬船に“搭乗”する。どこで?東京? いいえ、小山町!
 11月中旬の富士スピードウェイ。主要レースに合わせて行われたイベントでは脱炭素の取り組みの紹介ブースなどが並び、それだけで「一日中楽しめる」(30代女性)ほど。中にはジャパンモビリティショーと同じコンテンツもあった。わが子を連れて各ブースを回りながら、東京ならどれくらい待つだろうと想像した。
 手軽に体験型イベントに参加できるのは地方の良さの一つだと思う。集客施設や観光地があれば、その機会は増え、内容も変化に富む。地方に何もないなんて言わないで。楽しめること、たくさんありますよー。
(東部総局・矢嶋宏行)

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