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楽天・鈴木大地(小山町出身) 「最高」のサヨナラ打【プロ野球・パ・リーグ】

9回、サヨナラ二塁打を放ち、ガッツポーズする楽天・鈴木大=楽天モバイルパーク
9回、サヨナラ二塁打を放ち、ガッツポーズする楽天・鈴木大=楽天モバイルパーク

◇3回戦=ソフトバンク2勝1敗(13時1分、楽天モバイルパーク宮城、23457人)
ソフトバンク
002000000―2
000101001x―3
楽 天
[勝]則本3試合1勝1S
[敗]沢柳2試合1敗
▽二塁打 辰己、村林、ウォーカー、今宮、鈴木大▽盗塁 小深田(2)辰己(1)▽失策 山川、牧原大▽暴投 スチュワート
▽試合時間 3時間30分

 【評】楽天がサヨナラ勝ちし、連敗を3でストップした。2-2の九回1死二塁から、鈴木大(小山町出身)が適時二塁打を放って試合を決めた。5番手の則本が今季初白星。ソフトバンクは新人の沢柳が決勝打を浴び、連勝が3で止まった。

殊勲の今季初安打
 接戦にけりをつけるライナーが右翼線に弾むと、右拳を何度も振り回して喜びを爆発させた。2-2の九回1死二塁からサヨナラ二塁打を放った楽天の鈴木大は「めちゃくちゃほっとしている。ベンチのみんなも出てきてくれて最高の気分」と歓喜の余韻に浸った。
 今季初の先発出場で、第4打席まで快音はなし。同点の七回1死一、二塁の好機では遊ゴロ併殺打に倒れていた。「(九回に)代打もある場面で打席に立たせてくれたこと、タケ(岡島)が犠打で送ってくれたこと、みんなに感謝した」と、今季9打席目で生まれた値千金の初安打に感慨を込めた。
 ロッテ時代にともに選手として戦った今江新監督が就任した今年は、キャンプから年齢に関係なく激しい競争が行われ、34歳の鈴木大も結果を出して開幕1軍を勝ち取った。チームの連敗を3で止め「監督も近い関係でやらせてもらっていた今江さんですし、いろんな意味で大きな一本になる」と話した。
ダッグアウト
 楽天・今江監督(サヨナラ打の鈴木大に)「それまでの打席で悔しい思いをしていたので、彼自身にとって大きな一本になったし、チームにとっても大きな1勝になった」

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