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富士山須走口登山者、回復 2万7055人 コロナ前の9割弱 小山町

 小山町は25日、今夏の富士山開山期間(7月10日~9月10日、63日間)における須走口の登山者数は2万7055人だったと発表した。昨年比で33・7%(6829人)の増加、新型コロナウイルス拡大前の2019年比で12・3%(3825人)の減少となった。
 町当局によると、新型コロナウイルスの5類移行に伴ってインバウンドを中心に登山者数の回復が見られた。8月の盆時期や9月に入ってからの天候不順により、コロナ拡大前の9割弱に落ち着いたとした。
 5合目駐車場へのマイクロバス乗り入れ台数は193台で、昨年比319・5%(147台)、19年比でも12・8%(22台)の大幅増だった。大型バスは121台で、昨年比16・3%(17台)増加した。マイカー規制期間は51日間で、麓にあるバス利用者用の乗り換え駐車場の利用台数は3355台。規制日数が48日間だった昨年より15・8%(460台)多かった。町はマイクロバスを利用したインバウンドツアーやシャトルバスなどを使った個人客が増加したと分析した。

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