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台風上陸想定の対応イメージ 防災関係者が研修 御殿場市 

 静岡県東部地域局による災害発生をイメージした図上訓練「風水害対応イメージTEN」の研修会が8日、御殿場市で開かれた。同市と裾野市、小山町の職員や地域防災関係者ら約20人が参加し、刻一刻と変わる災害状況に対してどのように行動すべきか意見交換した。

大型の台風上陸を想定した対応を検討する参加者たち=御殿場市
大型の台風上陸を想定した対応を検討する参加者たち=御殿場市

 参加者は4グループに分かれ、大型で猛烈な台風が上陸すると仮定して訓練を開始した。居住地域が1級河川の流域に位置していると想定し、上陸前にすべき自主防災会としての準備や要支援者への対応などを考えた。想定浸水区域内や土砂災害警戒区域内に住んでいながら市の避難指示発令後も避難しない住民への対策、ペット同伴の避難者への対応なども検討した。
 参加者からは「実際は想定外の事案が重なるだろう。その中で冷静な判断ができるかが鍵」「行政職員との連携が多くの場面で必要。一緒に考えることが大切だと感じた」などの感想が聞かれた。

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