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北駿稲作の資質向上へ 御殿場、小山でコシヒカリの収量分析調査 もみの重量や葉身長測定

 御殿場市と小山町の米農家でつくる御殿場小山中核農業者協議会水稲部会(岩田和男部会長)はこのほど、両市町で収穫された新米の収量分析調査を御殿場市内で実施した。

収量調査に当たる部会員ら=御殿場市板妻
収量調査に当たる部会員ら=御殿場市板妻

 会員のほか県東部農林事務所や両市町、JAふじ伊豆の関係者ら約30人が参加した。農家が収穫したコシヒカリや試験栽培の高温障害を避ける改良品種などを脱穀し、もみの重量を測定。節間長や葉身長の測定も行い、生育具合や与えた肥料がどのように作用しているかなどを調査した。
 30年以上続く同調査は、北駿の環境に合った稲作技術の資質向上を目指している。地道なデータの積み重ねと栽培手法への反映により、地域産のコシヒカリは「お米日本一コンテストinしずおか」の過去19回大会中10回の県知事賞受賞を誇る。データは県の水稲指導にも活用されている。

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