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静岡県企業局が造成 工業団地地鎮祭 小山、化粧品会社が進出

 静岡県企業局が造成、分譲した小山町の工業団地「富士山麓フロンティアパーク小山」でこのほど、化粧品製造のアクシージア(東京)が新築する加工型物流センターの地鎮祭が行われた。同社が県内に進出するのは初めて。
 同センターは平屋建てで、延べ床面積約2200平方メートル。製品の保管や加工、出荷を担い、今後のグローバル展開を見据えて各国の法規制に対応した印字やラベル貼り付け作業を手がける。物流拠点の分散を通じてBCP(事業継続計画)への対応強化を図る。2024年4月に稼働する予定。
 地鎮祭には同社の段卓社長や小山町の込山正秀町長、県企業局の川田剛宏次長らが出席し、工事の安全を祈願した。
 フロンティアパーク小山は用地先行造成型のレディーメード方式で18年度に完成した。新東名高速道に近い交通環境に加え、企業誘致の取り組みが奏功し、2年4カ月で全10区画(計23・9ヘクタール)を完売した。自動車部品や食品メーカーの生産拠点などが入り、7区画が稼働している。

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