テーマ : 小山町

小山消防署建設 町に事業委託 広域行政組合定例会閉会

 御殿場市・小山町広域行政組合議会9月定例会は13日、最終本会議を開いた。2022年度一般会計歳入歳出決算や23年度一般会計補正予算など3議案を可決して閉会した。小山消防署と同町の地域防災関連施設の整備に関し、事業の整合性を図り一体的に進めるために建設事業を同町に委託する協定の締結を決めた。
 現在の小山消防署は1972年3月に完成した。その後に増築や耐震補強工事を行ったが老朽化が進行。緊急車両の大型化、仮眠室の個室化、女性消防職員の配置などに対応するため新庁舎の整備を進める。計画地は同町棚頭の町道原向中日向線沿いで、敷地面積約6900平方メートル。庁舎は鉄骨2階建てで、4階建て救助訓練棟も設ける。防災倉庫なども一体的に整える。
 協定期間は27年3月31日までとする。23~26年度の年度割事業費を合算した概算事業費合計は24億3千万円。広域行政組合分の建設工事費等は組合の合意書に基づいて同町が負担金として支出し、協定によって組合から受託収入として受け入れるため、実質全て同町が負担することになる。
 16日に予定されている小山町議会の臨時会で、建設事業にかかる補正予算が上程される見込み。

いい茶0

小山町の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞