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台湾の高校生ら日本の防災学ぶ 御殿場市を視察

 台湾教育部が主催し、日本の防災の取り組みを学ぶ「防災青年国際リーダーキャンプ」に参加している台湾の高校生ら34人が24日、御殿場市を訪問した。同市や同市・小山町広域行政組合消防本部の防災体制などについて理解を深めた。

御殿場市の防災の取り組みに理解を深める台湾の視察団=同市役所
御殿場市の防災の取り組みに理解を深める台湾の視察団=同市役所

 視察団は台湾全域から選ばれた高校生23人と大学生3人、教官で構成。台湾でも対策が重要とされる火山噴火をはじめ、自然災害への備えを学ぼうと訪れた。市危機管理課の職員からは富士山の噴火対策について講義を受け、地形の特徴や溶岩流の被害想定、避難行動の計画、災害対策本部の役割などに関する説明を聞いた。消防職員から日本の消防署の働きや歴史などについても解説を受けた。
 視察団は27日まで県内に滞在し、伊豆ゲートウェイ函南のキャンプ広場での防災アウトドア体験、県地震防災センターの視察、島田市内での防災フィールドワークと高校訪問などを予定する。24、25の両日は御殿場市内の農家民宿に宿泊し、日本の食文化や農業などにも触れる。

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