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富士山の恵みに感謝 小山町で閉山式 登山者数はコロナ前の9割弱

 富士山の夏山シーズン最終日の10日、須走口登山道の起点となる小山町須走の冨士浅間神社で閉山式(町観光協会主催)が行われた。町や観光、商工団体の関係者らが霊峰の恵みに感謝し、来夏の引き続きの盛況などを祈願した。

富士山の恵みに感謝する閉山式=小山町の冨士浅間神社
富士山の恵みに感謝する閉山式=小山町の冨士浅間神社

 町によると、7月10日~9月5日の須走口の登山者数は約2万5千人(速報値)だった。2019年は同時期に約2万8千人で、新型コロナウイルス拡大前の9割弱までにぎわいが戻った。須走口では外国人登山者の増加が顕著だった。富士山世界文化遺産登録10周年の節目や、富士山須走口インフォメーションセンター新設の影響などもあったとみられる。
 町観光協会の鈴木萬利子会長は式典後のあいさつで「インフォメーションセンターの来場者も9月に入り5千人を超えた。大勢の皆さんの協力で閉山式を迎えられた」と感謝した。込山正秀町長は「山小屋の環境面など、関係者らと協議して町ができることを考えていきたい」と述べた。

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