テーマ : 小山町

「防災の日」東部各地で訓練 手順確認 小山 遺体安置所の運営

 小山町は遺体安置所運営訓練を町総合体育館で行った。市職員ら約20人が参加したほか、御殿場署や陸上自衛隊、市医師会の関係者ら約20人が協力。町災害対策本部で班長以上を担う職員も視察し、遺体受け入れや検視手順などを学んだ。

人形を使って実践的に行われた遺体安置所運営訓練=小山町の町総合体育館
人形を使って実践的に行われた遺体安置所運営訓練=小山町の町総合体育館

 神奈川県西部を震源とする震度7の地震が発生して町内各地で家屋の倒壊が確認され、自衛隊から開設した遺体安置所に2人の心肺停止者を搬送すると連絡が入った-との想定。人形を使って受け付けから遺体洗浄、検視・検案、遺体処置、遺族確認など遺体搬出までの一連の流れを確認した。実践的な遺体安置所運営訓練は町として初めての実施となり、対応に当たった職員らは葬祭業者を交えて遺体処置の細かな作法や遺族への対応の仕方などに理解を深めた。

いい茶0

小山町の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞