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FSWで定例会 周辺事業を視察 駿豆地区商工振興懇

 静岡県東部・伊豆の商工会議所と商工会でつくる駿豆地区商工振興懇話会(会長・紅野正裕沼津商議所会頭)はこのほど、定例会を小山町の富士スピードウェイ(FSW)で開いた。FSW周辺をモータースポーツやモビリティの体験エリアにするプロジェクトを統括する「富士モータースポーツフォレスト」の酒井良社長が講師を務め、事業の目的や展望を語った。

富士モータースポーツフォレストのウェルカムセンターを視察する参加者=小山町
富士モータースポーツフォレストのウェルカムセンターを視察する参加者=小山町

 酒井社長は、モータースポーツのファンは50~60代が中心と指摘。「その現状を変えたい。若い人に車やモビリティの楽しさを感じてもらえる場所にしたい」と強調した。既に開業したミュージアムやレーシングチームのガレージに加え、レストランやカフェ、ホテルなどを新設する計画を紹介した。「家族で過ごせる場所にする。周辺施設と連携し、この地区の素晴らしさを体現する一翼を担えれば」と述べた。
 込山正秀小山町長も講話し、注力する産業拠点整備事業の進捗(しんちょく)を説明した。構成する2商工会議所と8商工会の代表者ら約30人が出席した。講話の後、富士モータースポーツフォレストのウェルカムセンターを視察した。

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