テーマ : 教育・子育て

ジャズの世界 体で手話で 中区・浜松聴覚特支で「出前コンサート」 ハママツ・ジャズ・ウィーク

 浜松市で22日まで開かれている「第31回ハママツ・ジャズ・ウィーク」(浜松市、市文化振興財団、ヤマハ、静岡新聞社・静岡放送など主催)の一環で20日、「出前ジャズコンサート」が中区の浜松聴覚特別支援学校で開かれた。特別支援学校での開催は初。

楽器を持ってジャズセッションする児童=浜松市中区の浜松聴覚特別支援学校
楽器を持ってジャズセッションする児童=浜松市中区の浜松聴覚特別支援学校

校歌アレンジ「かっこいい」  サクソフォン奏者森山瑞樹さん率いるバンドがジャズの名曲「A列車で行こう」「セント・トーマス」や人気アニメ曲などを披露した。同校と浜松視覚特別支援学校の幼稚部と小学部、地域住民など約50人が参加し、手話を使ったり、体を揺らしたりしてジャズの魅力を体感した。ジャズ風にアレンジした同校の校歌も披露され、児童らは笑顔で演奏を楽しんだ。
 終盤にはアニメ映画曲の「さんぽ」を園児や児童がタンバリンやトライアングルなどの楽器を持ち、メンバーと息の合ったセッションを繰り広げ、会場を盛り上げた。
 初めてジャズの生演奏を聞いた小学部6年の松井未緒さん(12)と鈴木健二朗さん(11)は「ジャズ風の校歌はとてもかっこよかった」と話した。
 (浜松総局・小林千菜美)

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