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不登校 小中生125人 裾野市教委、対策強化

 裾野市教育委員会は8日、不登校の状態になっている小中学生が10月末時点で125人いることを明らかにした。増加傾向にあり、学校内外での対策を強化する。市議会12月定例会で岡本和枝氏の一般質問に風間忠純教育長が答えた。
 「月に7日以上」または「年間30日以上」欠席している小学生は43人、中学生82人。前年同月より小学生が15人、中学生は2人それぞれ増えた。不登校には含めていないが、欠席数の多い「休みがち」な小中学生も計41人いるという。
 市教委はタブレット端末を利用して遠隔で授業を行ったり、登校しても学級教室に入れない子どものために校内に学習支援室を設けたりしている。また、不登校などの子どもたちが集まる教育支援センターを開設している。
 本年度から子育て世代包括支援センターに不登校支援部会を設け、市費でスクールソーシャルワーカーと相談員を配置した。風間教育長は「不登校の原因はさまざまで複雑なため、関係機関との連携が必要」と述べた。

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