テーマ : 教育・子育て

小中再編9年制 川根本町に「光の森学園」開校 静岡県内2例目

 静岡県内2例目となる9年制の義務教育学校「光の森学園」が10日、川根本町に開校した。同町北部地域の本川根小と本川根中を再編した。児童・生徒が新たな学びやの〝誕生〟を祝った。

新たな校歌を歌う児童・生徒=川根本町の光の森学園
新たな校歌を歌う児童・生徒=川根本町の光の森学園

 開校式には薗田靖邦町長や同町議員らが出席し、祝いの言葉を贈った。薗田町長は「校名には一人一人が光り輝いてほしいという思いが込められている。自信を持って活躍してくれることを期待したい」とあいさつした。
 同校9年で初代生徒会長を務める橋本煌心さん(15)は「これまで関わりが少なかった小学生年代ともうまくコミュニケーションをとって、まとめていきたい」と抱負を語った。
 旧本川根小校歌の校名部分を変更した新しい校歌も披露された。旧本川根中校歌も行事などで歌い、継承していくという。
 光の森学園の児童・生徒数は61人。1年生の入学式は11日に行う。義務教育学校は小中の枠組みを超えた児童・生徒間の交流促進などを目的に、町が2020年から整備を進めてきた。
 11日には、同町南部地域の三ツ星(みつぼし)小と中川根中を再編した義務教育学校「三ツ星学園」も開校し、式典を行う。
 (島田支局・白鳥壱暉)

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