テーマ : 教育・子育て

「滑り台楽しい」 移転の特支伊東分校に新遊具 浜松のスズキ教育文化財団が寄贈

 伊東市内3小学校の統合で、旧旭小(同市岡)に移転した静岡県立東部特別支援学校伊東分校の子どもたちに向けこのほど、現地に待望の新遊具が設置された。新たな遊び場の誕生に児童らが喜んでいる。

遊具で遊ぶ東部特別支援学校伊東分校の児童ら=伊東市岡(写真の一部を加工しています)
遊具で遊ぶ東部特別支援学校伊東分校の児童ら=伊東市岡(写真の一部を加工しています)

 スズキ教育文化財団(浜松市)の特別支援学校支援事業で分校PTAが寄贈を受けた。同分校は2023年春の伊東小の開校に伴って同年9月、いずれも閉校した西小から旭小に教育の場を移して再スタートした。移転先には子どもたちのための遊具がなく、同支援事業に応募したところ要望がかなった。
 設置されたのは屋外複合遊具で、滑り台のほか直立した棒を伝って足場を渡る遊びなどを楽しむことができる。15日に児童にお披露目した。小学部の3、4年生が真新しい遊具で体を動かし、充実した時間を過ごした。
 同分校は現在、小学部25人、中学部17人が在籍。遊具は主に小学部の児童が休み時間などに活用するという。田畑春さん(4年)は「滑り台が楽しい。これからも遊びたい」と話した。
 (伊東支局・白柳一樹)

いい茶0

教育・子育ての記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞