テーマ : 教育・子育て

全新入学児童に交通安全下敷き 静岡県教委へ 市川財団

 静岡市駿河区の一般財団法人市川交通安全財団(市川聡康理事長)は7日、人気アニメ「ちびまる子ちゃん」のキャラクターをデザインした交通安全下敷き2万9500枚を静岡県教委に寄贈した。4月に小学生になる県内の新入学児童全員に届けられる。

交通安全下敷きを寄贈する市川理事長(左)=県庁
交通安全下敷きを寄贈する市川理事長(左)=県庁

 寄贈は今回で44回目(累計寄贈数は約190万7千枚)。当初はオリジナルのイラストで展開し、1988年から「ドラえもん」のデザインとなった。91年から現在までは「ちびまる子ちゃん」を採用している。寄贈した下敷きのデザインは、横断歩道を友達と手を上げて渡るまるちゃんが「信号が青でも左右の安全を確かめて渡ろうね」と呼びかけるイラストなどが描かれている。
 県庁で開いた贈呈式で市川理事長が池上重弘県教育長に目録と下敷きを手渡した。市川理事長は「親子の話題になればうれしい。下敷きのメッセージを通して、未来を担う子どもたちが交通事故に遭わず、健やかに成長できるよう願っている」と語った。

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