テーマ : 教育・子育て

助教にパワハラ 静岡県立大の60代女性教授戒告処分

 静岡県立大を運営する県公立大学法人は27日、教員に対してパワーハラスメントを行ったとして、看護学部の60代の女性教授を戒告処分にしたと発表した。
 同大によると、女性教授は2021年8月から9月までの間、同学部に所属していた助教=当時=に対して、指導法をめぐり学生らの面前で叱責(しっせき)をしたり、打ち合わせ時間を曖昧に「午後いっぱいあけておくように」とし、助教が研究室から出られなくなったりする不当な指示をしたという。助教が学内のハラスメント防止対策委員会に被害救済を申し立て、同委員会が調査の結果、パワハラと認定した。
 尾池和夫学長は「個人の人権を侵害する行為で決して容認できない。被害に遭われた方と関係者におわびしたい」とコメントした。

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