テーマ : 教育・子育て

いじめ認知 10.2%増1172件 沼津市教委 前年度比

 沼津市教委は7日の市議会文教産業委員会で、2022年度の小中学校のいじめ認知件数は前年度比10・2%増の1172件だったと報告した。市教委は増加要因を「いじめの見逃しゼロを目指し、積極的に認知したため」と説明した。
 件数は小学校740件(9・5%増)、中学校432件(11・3%増)。市教委は新型コロナウイルスによる制限が緩和され、学校生活が正常に戻っていることも増加要因とした。
 いじめの解消率は小学校40・3%(前年度比8・1ポイント減)、中学校40・5%(同25・7%ポイント減)で県平均(小学校65・1%、中学校62・7%)を大きく下回った。奥村篤教育長は「教職員への不信感が一因となり、保護者が解消を認めないケースが増えている。教職員への人権教育にも力を入れている」と述べた。

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