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特集 : 函南町

函南メガソーラー 事業者、許可後に計画修正 県議会審査で静岡県報告

 函南町での大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画を巡り、県議会産業委員会は7日、2019年に県が都内事業者に林地開発を許可した経緯を検証する集中審査を行った。県側は現在、事業者に計画内容の修正を求めていて、修正計画が県の審査基準に適合するか確認を終えるまで事業着手しないよう指導していると報告した。同委員会は今後も審査を継続する。
 20年の環境影響調査の地元説明会で事業者が提出した資料と、林地開発許可の申請書類の内容が異なっていたことから、県が報告を求めたところ、降雨時の集水区域の設定が申請時より広がっていたという。浅井弘喜森林・林業局長は「県民が大規模開発に関心を持っていることは十分承知している。今まで以上に厳正に審査していく」と述べた。
 県が林地開発許可を出す過程で、事業者と函南町の河川協議の不備を指摘する委員の質問に対し、清水克郎理事は「法律に基づいて町長に意見を求め、協議が整っていないという指摘はなかった」と主張した。
 一方、事業者と県土木事務所との河川協議については、浅井局長は「許可が出た後で双方に認識の違いがあったことが分かり、必要な調整が行われたとは言いがたい状況になった」と釈明。今後、再協議で修正を図る方針を示した。
 桜井正陽農林水産担当部長は、許可の審議で県が事業者に全ての残土の処分方針を求めなかったことなどを課題に挙げ、「手法に慎重さが足りない部分があった。書面化や明文化などのルール化を進める」と述べた。

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