桜の名所巡る「さくらウオーキング」 つぼみの成長観察 磐田市
桜を生かした磐田市中心部の活性化に取り組む市民団体「いわた回遊の道さくら会議」(清水宏悦会長)は30日、市内の桜の名所を巡るイベント「さくらウオーキング」を開いた。市内外の約200人が参加し、つぼみの成長を観察しながら暖かな陽気を楽しんだ。
今之浦公園を出発し、ひょうたん池や城之崎城公園などを巡る約4・5キロと、今ノ浦川沿いを散策する約2キロのコースを用意した。沿道の木々まだ開花していなかったものの、参加者はソメイヨシノやしだれ桜などを眺めたり、膨らんだつぼみを間近に見たりしながら春の訪れを感じた。
近所の友人らと参加した杉浦とし子さん(72)=同市鳥之瀬=は「運動にもなって楽しかった。開花が待ち遠しい」と話した。