1部2年目は「6位以上」 サッカーなでしこ・SSUボニータ 磐田で必勝祈願
サッカー女子なでしこリーグ1部の開幕を前に、静岡SSUボニータは3日、磐田市中泉の府八幡宮で必勝祈願を行った。初の1部挑戦だった昨季は12チーム中11位とぎりぎりで残留が決まった。選手らは2年目のシーズンに向け「6位以上を目指す」(塩沢優主将)と飛躍を誓った。
選手33人のほか、運営団体の静岡スポーツユナイテッドの高木昭三会長やチームスタッフらがひな祭りに合わせて神事に臨んだ。選手一人一人が新シーズンの目標をしたためた絵馬も奉納した。塩沢主将は「プレーする自分たちも、観戦してくれるサポーターも楽しめる魅力的なサッカーをしたい」と意気込んだ。
ボニータは17日に同市のヤマハスタジアムで行われる初戦で、昨季優勝チームのオルカ鴨川と対戦する。塩沢主将は「初戦はどんな形でも勝利し、チームを勢いづけたい」と語った。
必勝祈願祭にはサポーターや地元住民ら約70人が集まり、選手たちは開幕戦のチラシを配布するなどして応援を呼びかけた。