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テーマ : 磐田市

災害時の判断力試す 「クロスロード」に挑戦 磐田で防災×文化芸術イベント

 磐田市壱貫地の豊岡中央交流センターで13日、防災について学び、文化芸術にも触れるイベント「Drrart IWATA(ドラート磐田)」(実行委主催)が初めて開かれた。市内外から多くの家族連れが集まり、災害時の判断力を学ぶゲーム「クロスロード」などで防災意識を高めつつ、日常でできる取り組みを考えた。

災害時の判断力を学ぶゲーム「クロスロード」に挑戦する参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター
災害時の判断力を学ぶゲーム「クロスロード」に挑戦する参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター
乾物を使った非常食づくりに取り組む参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター
乾物を使った非常食づくりに取り組む参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター
防火服を試着する参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター
防火服を試着する参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター
災害時の判断力を学ぶゲーム「クロスロード」に挑戦する参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター
乾物を使った非常食づくりに取り組む参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター
防火服を試着する参加者=磐田市壱貫地の豊岡中央交流センター

 ゲームの参加者はグループに分かれ、決断に迷う災害時の行動について「イエス」「ノー」のカードを示しながら、判断理由を議論した。「津波の避難途中、近所に住む独居のおばあさんの様子を見に行く?」との問いに対し、「おばあさんはすでに逃げているかもしれない」「後悔すると思うから見に行く」などの意見が出た。
 乾物を使った非常食づくりや市消防本部による消防車両の展示、こども向けの防火服の試着など、多彩なコーナーが設けられた。お茶席体験をはじめ、茶菓子や地元農産物、アクセサリーの販売も行われた。
 磐田市でお茶・茶菓子専門店を営む久保田英実行委員長(48)は2022年の台風15号による豪雨で、同市や川根地区など自身に縁のある土地が被災したことを受けてイベントを企画。「私たちにとってどちらも大切な『防災と文化芸術』を組み合わせたイベントにした」と思いを話した。

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