三倉小跡地にドッグパーク 森町長方針、事業開始へ調整
森町の太田康雄町長は21日、三倉小跡地の利活用について、ドッグパーク事業の準備を進めていく方針を示した。町議会3月定例会で、平川勇氏の一般質問に答えた。
同小は2021年3月に閉校。町や国土交通省のホームページで跡地を活用した事業を公募した結果、磐田市に拠点を置く「D-HEARTS(ハーツ)ドッグスポーツクラブ」からドッグパーク事業の応募があった。審査委員会で選定基準に基づいて審査し、優先交渉権者に決定した。今後、地域説明会などを開催した上で、事業開始へ調整していく。
太田町長は「近年はペット需要が高まり関連産業が上昇傾向で、全国からの集客が見込める。地域活性化に寄与することが期待できる」と説明した。災害時には、ペット同行可能の避難所として活用することも検討するとした。
このほか、佐藤明孝、西田彰、川岸和花子、清水健一の4氏が登壇した。
(袋井支局・北井寛人)