スポーツイベント テロ防げ 磐田署と地元警備会社 Jやリーグワン見据え訓練
磐田署とイベント運営・警備会社ジェイ・プラッカ(磐田市)は11日、スポーツイベント会場を想定したテロ対策合同訓練を同市大久保のゆめりあで実施した。来場者の手荷物検査を適切に行う訓練を通じ、現場での対応力向上を図った。
ジュビロ磐田が参戦するサッカーJ1の開幕を控え、静岡ブルーレヴズもラグビーリーグワン1部を戦っている中、連携を強化して被害の未然防止につなげようと企画した。来場者役を署員が務め、同社の警備担当者4人が①手荷物検査を拒否される②バッグにナイフが入っている③近くに不審物が落ちている―などのケースの対応を訓練した。
ナイフを持った男が暴れ出したケースでは、警備担当者が来場者に避難を促したり、テーブルでバリケードを作ったりして安全を確保しつつ、110番で駆けつけた署員が取り押さえるまでの流れを確認した。