浜松と世界の架け橋に 青年海外協力隊3人が出発報告
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として派遣される浜松市内の男女3人がこのほど、市役所を訪れ、中野祐介市長に出発報告を行った。
派遣されるのは石田真実さん(33)=浜名区=、白畑蓮太郎さん(24)=中央区、磐田市出身=、高橋実里さん(28)=中央区=の3人。高齢者施設で10年以上勤務した経験を持つ石田さんはペルーで日系高齢者の介護事業に従事し、白畑さんはアメリカへの農業留学や農業法人での勤務経験を生かしてボリビアで野菜栽培の指導を行う。学童英会話教室に勤務していた高橋さんはラオスの能力開発センターで20~50代を対象に英語の指導を行う。
中野市長は「これまでの経験を発揮し、現地の発展に貢献してください。浜松市と各国の架け橋にもなってほしい」と激励した。