農林業高度化のリーダーに 磐田の静岡県立専門職大・短大部で入学式
静岡県立農林環境専門職大・同短期大学部(磐田市)は5日、本年度の入学式を同市上新屋の市民文化会館かたりあで開いた。4年制の生産環境経営学部に25人、短期大学部に81人が入学し、農林業の高度化を担うリーダーを目指して一歩を踏み出した。
新入生を代表し、短期大学部の徳弘柚菜さん(18)=掛川市出身=が「耕土耕心の理念の下、専門職大生としての自覚を持ち、高度な実践力と豊かな創造力の習得に励む」と宣誓した。鈴木滋彦学長は「優れた生産技術を身につけるだけでなく、加工や流通、販売、経営も担える人材を育てることが目標。将来の地域社会のリーダーになってほしい」と激励した。