アフガン復興支援 中村医師の功績伝える 磐田市立中央図書館で写真展
アフガニスタンで医療や農業復興支援などに取り組み、2019年に現地で凶弾に倒れた中村哲医師の功績を紹介する写真展(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が26日、磐田市見付の市立中央図書館で始まった。1月7日まで。
中村医師が現地代表を務めた非政府組織(NGO)「ペシャワール会」が提供した写真約110枚を並べた。泥水を飲む子どもや、水源確保のために用水路建設に励む中村医師の姿などを展示し、干ばつに苦しむ人々のために心血を注いだ中村医師の軌跡を伝える。実行委代表の早川慶子さんは、パレスチナ自治区のガザとイスラエル軍の紛争などの世界情勢に触れながら「武力では何も解決しない。中村さんの活動への思いや功績を知るとともに、国際貢献のあり方について考えてほしい」と話した。
29日から1月3日までは休館。