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テーマ : 磐田市

特産いわた茶のスイーツ 大藤小6年生が考案 生産者にレシピ発表

 磐田市大久保の大藤小6年生44人が、地元特産の「いわた茶」を使ったスイーツを考案した。20日には地元生産者団体の関係者を学校に招いて学習成果発表会を開き、多くの人にいわた茶に親しんでもらい、消費拡大に一役買うアイデアを提案した。

いわた茶を使ったスイーツを生産者に振る舞った発表会=磐田市大久保の大藤小
いわた茶を使ったスイーツを生産者に振る舞った発表会=磐田市大久保の大藤小

 児童たちは総合学習の一環として4月から、茶摘みや製茶、冷茶の入れ方を体験し、地域が茶産地になるまでの歴史も学んできた。12グループに分かれ、それぞれお茶を使った菓子作りに挑戦。試作を重ね、生地にお茶の粉末を練り込んだサブレをはじめ、わらび餅やクレープ、ホットケーキなど多彩なスイーツのレシピをまとめた。
 発表会では協力している「いわた茶振興協議会」の稲垣明久会長(70)ら3人に、自分たちで調理したスイーツを振る舞った。これまでの学習のまとめも紹介した。
 石川礼雅君(12)は「最初はうまくできるか不安だったけど、おいしそうに食べてくれているのを見てほっとした。また自分で新しいレシピを考えてみたい」と話した。
 稲垣会長は「とてもおいしかった。子どもたちがお茶のことを一生懸命考えてくれたことがうれしい」と喜んだ。
 (磐田支局・八木敬介)

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