「青春」テーマに着物楽しむ 星槎国際高生と浜松学院大生、写真展示
通信制・単位制高校の星槎国際高浜松学習センター(浜松市中央区)と浜松学院大(同区)の生徒、学生による作品展が25日、同区のアミューズメント施設「XCUBE(エクスキューブ)」で始まった。31日まで。
星槎国際高のデジタルアートゼミや着付けゼミなどの生徒は「青春」をテーマに、校内や磐田市の旧赤松家記念館などで撮影した写真約20点を並べた。個性豊かな着物を身にまとった生徒が楽しむ姿やこだわりのメークを施した真剣な表情などが来場者の目を引く。撮影を担当した田浦慎翔さん(18)は「見る距離によって表情の見え方も変わると思うので楽しんでもらえれば」と話した。
浜松学院大は、今月に同大を卒業した学生が大学2年次に手がけた舘山寺の魅力発信や市のごみ問題など八つのテーマについて、大型スクリーンを活用し、約5分で紹介している。
展示会は、市内の老舗呉服屋13店でつくる「浜松呉服専門店会」が協力。約1年にわたり、生徒らに和文化講座を開催し、呉服文化を継承してきた。29~31日には、関連イベントとして同会による「春の浜松きもの博」を同区のクリエート浜松で行う。