天竜区で花まつり 北遠仏教青年会 浜松市
浜松市天竜区や磐田市豊岡地区の寺院の僧侶でつくる北遠仏教青年会(太田康文会長)はこのほど、釈迦(しゃか)の生誕を祝う「花まつり法要」を浜松市天竜区船明の文花堂会館で開いた。会員僧侶約10人が、無病息災や家内安全を祈り読経した。
僧侶は祭壇の花御堂(はなみどう)に安置された誕生仏の像に祈りをささげた。参列者らはひしゃくを使って甘茶を注いだ。
法要は釈迦の誕生日である8日の前後に毎年行っている恒例行事で、あわせて北遠地区の物故者追悼法要も行われた。太田会長は釈迦が残した言葉を引用しつつ「誰もがかけがえのない存在と認識しながら、普段の生活を送ってほしい」と話した。