地域企業マッチング支援へ 磐田市 大田区、川崎市と交流会
磐田市は、東京都大田区、川崎市と連携した地域企業間のビジネスマッチング支援に乗り出す。第１弾として１９日、都内で企業交流会を初開催する。航空産業など新分野での取引獲得や協業につなげる。
３市区はいずれもものづくりが盛んで、意見交換する中で広域連携の企業交流会開催が決まった。交流会の会場は、羽田空港（大田区）に隣接する複合施設内にある交流ゾーン「ピオパーク」。３市区からそれぞれ３社がプレゼンテーションする。磐田市からは金属加工３社が自社の技術をＰＲする。
２０社程度が参加して情報交換する場を設け、「メードイン磐田展」として市内製造業の製品の展示も行う。交流会は継続開催していくという。
製造業以外の業種でも交流を促し、地元企業の新たな事業展開につなげる方針。川崎市とはサッカーＪ１クラブの本拠地という共通点もあり、ジュビロ磐田と川崎フロンターレのホームゲームで互いの地元特産品を売り込むなどの連携も検討する。
市産業政策課は「異なる地域の企業の価値観や動向を学ぶ機会にもしていく。市内企業が強みにしている技術を多角的に展開するきっかけになれば」としている。
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