福産品販売会 1000点並ぶ イオンモール浜松市野
障害者の就労などを支援するNPO法人オールしずおかベストコミュニティはこのほど、障害福祉事業所の製品の販路拡大を目指した「ふじのくに福産品販売会」を浜松市中央区のイオンモール浜松市野で開いた。県西部16事業者の利用者が作業に取り組んだ製品や食料品約千点が特設会場に並んだ。
視覚障害の支援施設ウイズ半田と蜆塚(中央区)は、点字や点字の原版を再利用した折り紙やマグネット製品などを販売した。NPO法人すだち(浜名区)は、障害者が皮をむくなどした地元三ケ日の特産品ミカンのジュースやパウンドケーキを並べた。
すずなりカレッジ磐田校(磐田市)はブロッコリーの茎をスープにしたバーニャカウダを来場者に試食用として提供した。オールしずおかベストコミュニティの河嶌美津夫さん(71)は「イベントの開催で、利用者の工賃を上げることにつなげたい」と話した。