スポーツ庁が藤枝市と磐田市を表彰 まちづくり案評価
スポーツ庁はこのほど、スポーツを活用したまちづくりに取り組む自治体のアイデアをたたえる「スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰」を都内で行った。県内から藤枝、磐田両市が選ばれた。
藤枝市の北村正平市長と磐田市の草地博昭市長が、室伏広治長官から表彰を受けた。北村市長は「文化として根付いているサッカーを核として、健康で幸せになるまちを築いていく」と述べ、2年連続の受賞となった草地市長は「スポーツの素材がふんだんにある。来年もここに立ちたい」と語った。
表彰は2021年に始まり、本年度は26自治体が受賞。藤枝市はサッカーを女性活躍や観光、教育などさまざまな施策に取り入れ、観光交流客数の増加や市民のスポーツ実施率向上につなげる計画を示した。磐田市はプロスポーツチームや大学、民間企業と連携して、気軽にできる運動プログラムやヘルスケアアプリを開発し、市民のスポーツ実施率向上を目指すとした。