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テーマ : 磐田市

洋上風力発電事業 地元関係者に説明 浜松市西区舞阪地区

 洋上風力発電専業のベンチャー企業「インフラックス」(東京都)は8日、浜松市西区の舞阪協働センターで開かれた舞阪地区自治会長会議で、遠州灘で計画している洋上風力発電の計画について説明した。

地元関係者に洋上風力発電について説明するインフラックスの武田執行役(左から3人目)ら=浜松市西区の舞阪協働センター
地元関係者に洋上風力発電について説明するインフラックスの武田執行役(左から3人目)ら=浜松市西区の舞阪協働センター

 事業計画によると、同発電は浜松、磐田市境の天竜川河口沖から浜名湖の今切口沖まで約2万1千ヘクタールのエリアで展開し、最大総出力646メガワット、68基の発電施設で40万世帯の電力を賄うとする。7月から2カ月間、現地の深浅測量や海底採泥調査を浜名漁協の協力を得て行ったことも報告した。
 地域経済の活性や雇用拡大などの効果も説明。一方、会議の出席者からは風車の騒音や耐久性などについて質問が出た。同社の武田泰執行役は「地元との協働関係をどういったものにできるか、今後も機会があれば細かく説明したい」と述べた。
 洋上風力発電を事業者が一般海域で長期に展開するためには、その海域が再エネ海域利用法に基づいて国の促進区域に指定される必要があるが、浜松市沖周辺に指定区域はない。

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