テーマ : 教育・子育て

リメークデニムすてきでしょ 余った生地で指輪も 沼津・加藤学園暁秀中でショー

 沼津市の加藤学園暁秀中は27日、2年生がデニムパンツをリメークした洋服のファッションショーを同校で開いた。工夫を凝らした衣装を身に着けた生徒が体育館の特設ランウェーを歩き、ポーズを決めて同級生や保護者の拍手を浴びた。

デニムパンツをリメークした服を着てポーズをとる生徒=沼津市の加藤学園暁秀中
デニムパンツをリメークした服を着てポーズをとる生徒=沼津市の加藤学園暁秀中

 暁秀デニムコレクション(略称GDC)と銘打った。生徒は人気ブランド「リーバイス」の501シリーズのパンツ1着から手作りしたズボンやワンピース、ジャケットなどを着て登場した。余った生地を活用した指輪やネックレス、はさみなどでダメージを与えて袖を羽のように見せた上着も関心を集めた。
 加藤奈都子校長らが服の出来栄えやモデルの発信力を審査した。着なくなったTシャツの袖にデニム生地をつなげた上着などを披露し金賞に輝いたチームの堤世絢さんは「男女とも着られるよう意識した。まさか金賞とは」と喜んだ。
 SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした探究学習の一環で、不要になったものに新たな価値を与える「アップサイクル」を実践した。班ごとにテーマや役割分担を決めて準備を進めた。
 ショーは昨年に続き2回目の開催。昨年製作した服は、今年4月に東京ビッグサイトで開催された日本ホビーショーで展示されたという。
 (東部総局・矢嶋宏行)

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