テーマ : 教育・子育て

児童が車いすや白杖体験 障害福祉学ぶ講座 浜松市西区

 浜松市西区の庄内地区社会福祉協議会はこのほど、庄内中校区の庄内小、村櫛小の4年生を対象とした福祉体験講座を同区の市庄内協働センターで開いた。両校の児童約80人が講話や疑似体験などを通じて障害福祉について学んだ。

車いすを体験する児童ら=浜松市西区の市庄内協働センター
車いすを体験する児童ら=浜松市西区の市庄内協働センター

 市社協の職員らが講師を務めた。児童は車いすに乗って段差を上り、狭い道で方向転換する大変さを学んだほか、アイマスクを着用して白杖(はくじょう)を使って歩く難しさを体感した。同市在住の盲導犬使用者による盲導犬の役割紹介もあり、横断歩道や電車で視覚障害者を見かけた際の手伝い方の実践もあった。
 両校の総合的な学習の時間に行われた。地域の子どもたちに他者への思いやりの心を育んでもらおうと10年以上続けているという。

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