テーマ : 教育・子育て

水害時の行動計画作ろう 沼津市が初の児童向け講座 加藤学園暁秀小

 沼津市は19日、大雨で河川の水位が上昇した時に、住民が計画的に避難するための防災行動計画「マイ・タイムライン」の作り方講座を同市の加藤学園暁秀小で開いた。市が小学生向けに作成について講座を開くのは初めて。

マイ・タイムライン作りに挑戦する児童=沼津市の加藤学園暁秀小
マイ・タイムライン作りに挑戦する児童=沼津市の加藤学園暁秀小

 市危機管理課職員が4年生39人に、県や市のウェブサイト、アプリ、テレビデータ放送など災害発生時に情報を調べるためのツールの使い方を紹介。自分の住む地区の危険度や避難に必要なもの、避難のタイミングなど情報収集の方法を伝えた。児童は調べた情報を基に、台風発生時から避難に備えた3日間の具体的な行動を時系列で書き込み、計画をまとめた。
 同校が社会科の授業の一環で市に講座を依頼した。市の担当者は「ニュースを見る以外にも自発的に情報収集できる手段がある。お子さんから家族に調べ方を伝えてもらい、被害軽減につなげたい」と話した。

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