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テーマ : お酒・ビール

構想5年「御殿場シャルドネ36」完成 市の特産品に…まろやかな味 嶋田酒店、12月中旬発売

 御殿場市産のブドウを使ったワイン「御殿場シャルドネ36(さんろく)」が誕生した。嶋田酒店(同市川島田、嶋田康一代表)が構想を始めてから約5年。御殿場の名を冠するにふさわしい味になったと判断し、12月中旬に満を持して発売する。

御殿場シャルドネ36を手にする嶋田代表=御殿場市の嶋田酒店
御殿場シャルドネ36を手にする嶋田代表=御殿場市の嶋田酒店

 同市神山の農園で生産したブドウを使い、御殿場高原ワインが製造した。木樽(たる)で約2カ月間熟成させ「まろやかで樽の香りがする」のが特徴。嶋田代表は「まずは市民に知ってもらい飲んでもらいたい」と話す。
 多種類のアルコール飲料が造られる「酒のまち御殿場」のアピールになればと御殿場産ワインの販売を考え、御殿場高原ワインに協業を持ちかけた。同社が所有する農園の一部の権利を持ち、ブドウ栽培を続けた。今年は夏の猛暑の影響で収穫量が多かった。糖度が高く酸度も適正な数値になり、商品化を決めた。
 商品名の36は富士山麓にちなむ。750ミリリットル入り、税込み3300円。毎年継続して販売する。飲食店への売り込みも図る。「市を代表する特産品に育てば」と嶋田代表。農園では赤ワイン用のブドウも生産している。

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