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テーマ : お酒・ビール

果皮果汁たっぷりクラフトビール “グレープフルーツ産地”浜松から 11月中旬販売

 浜松市産グレープフルーツのPRに努めるグループ「どいーにはままつ」(石川大輔代表)が、果皮と果汁を使ったクラフトビール「グレープフルーツヴァイツェン」を製造している。昨年初めて生産し、大好評を得た。今年は果皮と果汁を副原料使用比率の上限近くまで増量し、さらに香り豊かに仕上げる。11月中旬に販売を始める。

浜松産グレープフルーツの果皮で仕込み作業をする石川代表(右)と杉本さん=浜松市中区
浜松産グレープフルーツの果皮で仕込み作業をする石川代表(右)と杉本さん=浜松市中区


 浜松アクトビールコーポレーション(中区)でこのほど、醸造責任者杉本大樹さんと900リットルの仕込み作業をした。200キロ超の果皮から白い綿を取り除き、フルーティーなヴァイツェンのタンクに加えた。甘く爽やかな香りがたちこめ、杉本さんも「きれいに香りが出ている」と自信をみせた。
 日照に恵まれた浜松は日本一のグレープフルーツ産地とされ、石川代表は味を伝えようとジュースの企画販売に取り組んでいる。果皮も残留農薬の検査をクリアしていて、果汁を搾った後の皮を有効活用した。石川代表は「去年はビールが苦手な女性にも人気だった。より多くの人に飲んでほしい」と話した。
 中区のレストラン「マインシュロス」や通販、地元酒店などで販売する。
 (浜松総局・宮坂武司)

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