御殿場市 22年度のフィルムコミッション 市内ロケ 38作品9件増
御殿場市はこのほど、2022年度のフィルムコミッション事業の実績を公表した。市内での撮影を支援した映画やドラマ、CMなどの映像作品は38作品で、前年度から9件増加した。
撮影の延べ日数は77日間で、JR御殿場駅前の店舗や市内の公園、牧草地など幅広いロケーションが活用された。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ誘致数が徐々に回復しつつあり、新たなロケ地の開拓やロケの際に提供される「ロケ弁」の事業者募集など、支援の基盤作りも進めた。
市は15年度に同事業を本格的にスタート。17年にはロケ支援を手がける市民有志組織のNPO御殿場フィルムネットワークを発足し、エキストラの募集情報を伝えるメールマガジンも創設した。現在の登録者数は約1700人に達し、迅速なエキストラ確保も可能になっている。