60周年 壮大音色 静岡雙葉中・高吹奏楽部が定演
静岡雙葉中・高吹奏楽部の第56回定期演奏会がこのほど、静岡市葵区の市民文化会館で開かれた。創部60周年の記念演奏では現役部員65人にOGも加わり、総勢約100人が壮大なステージを披露した。
同校は1963年に吹奏楽部の前身「音楽部器楽班」が発足した。記念演奏の曲は68年の第1回定演以降、節目の年に演奏してきたワーグナー作曲の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。思い入れのあるメロディーを躍動感たっぷりに奏で、聴衆から喝采を浴びた。現役部員による映画やアニメのテーマ曲などの演奏も繰り広げた。
会場では世界に音楽の輪を広げるための活動として、フィリピンの子どもたちに音楽教育を行っているNPO法人セブンスピリット(東京都)への支援金を来場者から募った。