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テーマ : お酒・ビール

GI保護制度に「静岡県産日本酒」 17蔵元から52銘柄を審査 沼津で初開催

 地域の農林水産物や食品のブランドを守る地理的表示(GI)保護制度に静岡県産の日本酒が指定されたことを受け、県酒造協同組合は6日、認定酒を決める初めての審査会を沼津市の県工業技術研究所沼津工業技術支援センターで開いた。17の蔵元から出品された52銘柄を審査した。

出品された日本酒の官能試験に当たる審査員=沼津市
出品された日本酒の官能試験に当たる審査員=沼津市

 近日中に認否を決める。認められれば3月下旬にも、瓶に専用シールを貼って販売できる。
 同センターの技師や大学教授らが審査員を務めた。「県内の水と静岡酵母を使う」「県内で製造、瓶詰めする」などの認定要件を書類で確かめた。酒を口に含んで味や香りを見極めた。今後、アルコール度数や日本酒度が申請通りか確認した上で最終結果を出す。
 静岡県の日本酒は淡麗で穏やかなうまみを感じられることなどが評価され、昨年11月にGI指定された。

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