静岡人インタビュー「この人」 マッスルゲート浜松大会で3冠に輝いた 鈴木沙織さん(浜松市東区)
6月に浜松市中区で開かれた全国から約320人が参加して筋肉量やスタイルを競いあったコンテスト「マッスルゲート浜松大会」で、出場した全部門で優勝して3冠に輝いた。保育士として働きながら、美しい体を作る「ボディーメーク」に打ち込み、日々体を鍛える。35歳。
-ボディーメークを始めたきっかけは。
「昔は食べても太らない体質だったが、年齢を重ねるうちに少し体形が気になるようになり、5年ほど前にジムに入会した。入会から半年後にジムが主催する日本大会に出ると準優勝することができた。大会で自分の鍛えた体とポージングを披露する楽しさにハマり、トレーニングを続けるようになった」
-トレーニングは普段どのくらいやるのか。
「現在は仕事終わりや休みの日にパーソナルジムに週2日ほど通い、約1時間体を動かしている。大会前になると週4日ほどに増やし、朝晩は約30分間の有酸素運動も行う。食事にも気を配り、体を絞っていく。日常的に階段を利用したり、歩き方に気を配ったりと、小さな意識が体形維持には大切」
-ボディーメークの魅力は。
「始めてから、何事にも挑戦してみようという心意気を強く持てるようになった。大人になってから目標を持つ機会が減っていたが、大会への挑戦などを通して、目標を掲げることの意義を再確認できたからだと思う。年齢にとらわれず、いろんなことに挑戦することが大事」
-今後の目標は。
「12月に千葉で日本大会があるので、6月の大会の反省点を振り返りながら、優勝を目指して努力を続けたい。また、今後はトレーナーの立場で、指導もできるようになれたら」
(浜松総局・北井寛人)