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テーマ : お酒・ビール

宇宙飛行サービス、6月から 米ヴァージン、試験終え

 【ワシントン共同】米宇宙企業ヴァージンギャラクティックは25日、開発中の飛行機型宇宙船にスタッフら6人が乗り、高度約87キロの宇宙に達する1時間余りの試験飛行を実施した。今回の記録を精査した上で、6月後半に商業サービスを始める考え。昨年までに約800人が予約。値段は最近の募集では1人45万ドル(約6300万円)となっている。

ヴァージンギャラクティックの宇宙船で飛行を体験するスタッフら=25日(同社提供・共同)
ヴァージンギャラクティックの宇宙船で飛行を体験するスタッフら=25日(同社提供・共同)
ヴァージンギャラクティックの飛行機型宇宙船(中央)。上空で母船から分離する(同社提供・共同)
ヴァージンギャラクティックの飛行機型宇宙船(中央)。上空で母船から分離する(同社提供・共同)
ヴァージンギャラクティックの宇宙船で飛行を体験するスタッフら=25日(同社提供・共同)
ヴァージンギャラクティックの飛行機型宇宙船(中央)。上空で母船から分離する(同社提供・共同)

 宇宙は一般的には高度100キロ以上だが、80キロ以上との考え方もある。宇宙船は25日午前、西部ニューメキシコ州の宇宙港から母船の飛行機に抱えられる形で出発し、高度約13・5キロで分離し上昇。下降中に搭乗者は数分間の無重力状態を体験し、出発地に戻った。
 2021年7月にも、創業者の著名実業家リチャード・ブランソン氏らを乗せ試験飛行を実施した。地球を周回せず、上空まで行って降下してくる同社の方式はサブオービタル飛行と呼ばれ、行程は短いが窓から地球の眺めを楽しめる。アマゾン・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が設立したブルーオリジンも同様のサービスを実施している。

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