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テーマ : お酒・ビール

英コンペで「浜田酒造」を表彰 焼酎造りを高く評価

 【ロンドン共同】世界的な酒類品評会「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」の表彰式が19日、ロンドンで開かれ、鹿児島県いちき串木野市の「浜田酒造」に優秀な造り手への「プロデューサートロフィー」が贈られた。今回はこれまでの焼酎造りが高く評価された。

プロデューサートロフィーを手にする浜田光太郎さん(中央)=19日、ロンドン(共同)
プロデューサートロフィーを手にする浜田光太郎さん(中央)=19日、ロンドン(共同)

 浜田酒造はライチのような香りが特徴の芋焼酎「だいやめ DAIYAME」を2018年から販売している。だいやめは方言で「晩酌」の意味。19年にIWSCの焼酎部門で最高賞に選ばれ、中国、米国、欧州などにも販路を拡大している。
 審査員のオリビエ・ウォードさんは「伝統を進化させる姿勢を強く感じている」と話した。
 焼酎は日本酒などと比べて海外で普及していない。同社取締役の浜田光太郎さん(29)は「世界に認められるための焼酎造りの方向性は間違っていなかった。もっと頑張れと言ってもらった気がする」と受賞を喜んだ。
 IWSCは1969年から続く由緒ある品評会。今回は100カ国以上からワイン、ウイスキー、ブランデーなど各種の酒が出品され、それぞれの部門の商品と造り手に賞が授与された。

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