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テーマ : お酒・ビール

旧ソ連の航空委調査せず プリゴジン氏の搭乗機墜落

 ロシアなど旧ソ連諸国が組織する航空行政調整機関「国家間航空委員会」(IAC、事務局モスクワ)は30日、ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が死亡した小型機墜落について、現時点で調査していないと発表した。墜落に関しては「コメントしない」とも表明した。

ロシア・トベリ州で小型ジェット機が墜落した現場=23日(連邦捜査委員会提供・タス=共同)
ロシア・トベリ州で小型ジェット機が墜落した現場=23日(連邦捜査委員会提供・タス=共同)

 小型機は23日にロシア・トベリ州で墜落した。IACは加盟国内で起きた全ての航空事故について独立した調査を実施することを建前としており、内外で注目を集める事故の調査に関与しないのは異例。6月に反乱を起こしたプリゴジン氏の墜落死を巡ってはプーチン政権の関与を疑う声が出ており、消極姿勢に批判が高まる可能性もある。
 墜落したのはブラジル航空機大手エンブラエル社の「レガシー600」。ロシアのペスコフ大統領報道官は30日、ロシア捜査当局が調べており、その間は国際調査の受け入れは不適当だと記者団に説明した。
 小型機墜落から30日で1週間となった。モスクワ中心部の「赤の広場」に近い教会前では、路上に掲げられたプリゴジン氏らの写真に市民が次々と花を手向けている。(共同)

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