移住促進都内でPR 静岡鉄道、静岡県中部の魅力発信
静岡鉄道は11日、県中部5市2町(静岡、焼津、藤枝、島田、牧之原、吉田、川根本)の魅力を発信するPRイベントを東京都世田谷区の施設「ボーナストラック」で開いた。都市部から県内への移住を促す社内プロジェクト「静岡移住計画」の一環。12日まで。
静岡市都市型地域おこし協力隊員が運営する「シズオカルーム」が企画を担い、5市2町が協力した。首都圏に住む20~40代の独身者、移住を検討しているファミリー層を主なターゲットに据え、関係事業者が静岡おでん、茶、クラフトビールといった5市2町で親しまれている飲食物を販売した。伝統工芸品づくりの体験や各市町担当者、先輩移住者によるトークも来場者の人気を集めた。
静鉄の担当者は「来年度には移住ツアーも組んでいきたい。イベントを通じて静岡を知り、足を運んでもらうことで移住促進や関係人口の増加につなげていければ」と話した。
最終日は午前11時から午後5時まで。