磐田市とジュビロが新企画 スタジアムで18~22歳若者が「同窓会」
磐田市とサッカーJ1ジュビロ磐田は17日、地元出身の若者に古里への愛着を深めてもらう新企画「スタジアム同窓会」を同市のヤマハスタジアムで開いた。18~22歳の学生と社会人、地元企業の若手社員ら約40人が、スポーツを体験しながら交流を深めた。
ジュビロからスタジアムを活用し、若者が地元に定着するきっかけになるイベント開催の提案があり、実現した。今後、就職活動が始まる学生もターゲットにし、地元企業を知ってもらうことで地域の雇用確保につなげる狙いもある。
参加者は、普段は入れないヤマハスタジアムのピッチの上でウオーキングサッカーを楽しんだ。隣接する体育館ではニュースポーツを体験。同日夜に開かれたジュビロのホームゲームも観戦した。
子どもの頃からジュビロファンという市内在住の会社員伊藤大貴さん(18)は「ピッチで貴重な体験ができてうれしい。今後も交流の機会があれば積極的に参加したい」と話した。