テーマ : 気象・災害

“ダンゴムシ”で身を守れ 三島で一斉安全行動訓練【東日本大震災13年】 

 三島市は東日本大震災から13年となった11日、市内全域で一斉に安全行動を実践するシェイクアウト訓練を行った。市内約160団体約1万7千人が参加し、大規模地震発生時に身を守る手段を確認した。

机の下に身を隠す園児=三島市立南幼稚園
机の下に身を隠す園児=三島市立南幼稚園
机の下に身を隠す園児=三島市立南幼稚園
机の下に身を隠す園児=三島市立南幼稚園
机の下に身を隠す園児=三島市立南幼稚園
机の下に身を隠す園児=三島市立南幼稚園

 午前10時に市内の同報無線などから訓練を告げる放送が流れた。市立南幼稚園では合図とともに、園児42人が机の下に素早く避難。机の脚を握り、体を丸めて身を隠した。揺れが収まったことが確認されると、防災頭巾をかぶって園庭に避難した。年長の鈴木秀典ちゃん(6)は「地震から命を守るために、ダンゴムシのポーズを取ることができた」と話した。
 シェイクアウト訓練は地震発生時、約1分間「まず低く、頭を守り、動かない」との安全確保行動を重視する。同市では、東日本大震災が発生した11日付近に毎年実施している。
 (三島支局・岡田拓也)

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