テーマ : 気象・災害

避難時リュックに何を入れる? 科技高生が講師、静岡でゲーム感覚のワークショップ

 静岡市葵区の市番町市民活動センターは17日、科学技術高(同区)の生徒が講師を務める防災ワークショップを同センター内の番町複合施設体育館で開いた。

避難時の持ち出し品を考える参加者=静岡市葵区の市番町市民活動センター
避難時の持ち出し品を考える参加者=静岡市葵区の市番町市民活動センター

 課題研究の授業で防災を学ぶ都市基盤工学科の3年生7人が、段ボールを使った簡易トイレの製作や4択クイズを通じて市民約30人に防災の知識を紹介した。
 避難時に自宅から持ち出す物を考えるゲーム「防災リュックづくり」では、限られた容量のリュックに水や衣類など何を入れるべきかを5人一組で話し合った。体育館のカーテンを閉めて照明を消し、夜間に停電した状況で避難した際の暗さも体感した。
 ワークショップ企画の班長を務めた劔持晴哉さん(18)は「静岡は大地震がいつきてもおかしくない。ワークショップで避難生活をイメージしてもらえれば」と期待した。
 同センターは来年2月17日にも幅広い世代が参加する企画「番町防災の日」を実施する。

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